山崎賢人主演「グッド・ドクター」第3話は自己最高11・6%!3話連続2桁 フジ“木10”4年ぶり快挙

[ 2018年7月27日 09:27 ]

ドラマ「グッド・ドクター」に出演する(左から)上野樹里、山崎賢人、藤木直人
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 俳優の山崎賢人(23)が主演を務めるフジテレビ木曜劇場「グッド・ドクター」(木曜後10・00)の第3話が26日に放送され、平均視聴率は11・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが27日、分かった。初回の11・5%を0・1ポイント上回り、自己最高を更新した。

 初回=11・5%、第2話=10・6%、第3話=11・6%と2桁キープの好調ぶり。同局の伝統枠「木曜劇場」のうち、初回から3話連続で視聴率2桁を維持したのは2014年10月クール「ディア・シスター」(11・8%→11・4%→12・0%)以来、約4年ぶりの快挙となった。

 初回の11・5%は16年7月クール「営業部長 吉良奈津子」の初回(10・2%)以来、木曜劇場2年ぶりの視聴率2桁をマークし、好発進。11%超えとなると、15年7月クール「探偵の探偵」の初回(11・9%)以来3年ぶりだった。

 見逃し配信も好調。15年1月から同局が運営している動画配信サービス「FOD」の見逃し配信において「グッド・ドクター」初回の再生回数が18日までに80万回を突破。昨年7月クールの“月9”「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」が持っていた初回最高記録を更新し、同局の連続ドラマ初回として歴代1位となった。

 自閉症スペクトラム障がい(対人関係や言語の発達に偏りがある者)によりコミュニケーション能力に問題を抱える主人公を、山崎が熱演。難役に挑み、新境地を開拓した山崎の演技力とストーリーが「涙腺が崩壊しました」などと反響を呼んでいる。

 山崎が初の医師役に挑むヒューマンドラマ。小児外科医の世界を舞台に、自閉症スペクトラム障がいによりコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群(特定の分野で優れた能力を発揮する者で、知的障がいや発達障がいを有することが多い)の青年・新堂湊(山崎)の奮闘を描く。

 原作は昨年、米国でも「グッド・ドクター 名医の条件」として連続ドラマ化された2013年の同名韓国ドラマ。共演は、16年5月にロックバンド「トライセラトップス」のボーカル和田唱(42)と結婚後、連続ドラマ初出演となる上野樹里(32)、藤木直人(45)ら。

 第3話は、湊(山崎)は病院のガイドラインを破ってしまった。問題となった新生児の手術は高山(藤木)が成功したが、責任の所在が問われることに。高山はすべての責任は自分にあるとし、謹慎処分を受け入れた。夏美(上野)にも負担がかかるが、彼女の目下の問題は翌週に手術を控えた石山舞(中島琴音)の説得。怖がる舞に、夏美は手術を優しく解説した絵本を描いて渡した。その時、夏美にERから連絡が入る。病院に運び込まれたのは6歳の市川美結(竹野谷咲)。病院をたらい回しにされ、既に発症から4時間以上が経過していて容態は重篤…という展開だった。

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2018年7月27日のニュース